「アトリエ キャビノチェ」の修理技術

現在時計修理に携わる専門技能について、現在認可されている最高技術位は厚生労働省認定の国家技能士「一級時計修理技能士」となっています。8年間の実務経験の中で、この最高位も習得し、またスイス屈指の高級時計製造メーカー「ジラール・ペルゴ」社の特別研修も受講、現在の多義にわたる時計修理に十分対応可能な現場を備え得ました。


今、時計を修理する、ということ......

70年代初頭のクオーツ・ムーブメント出現により、時計修理の方法も大きく変わりました。それまでの、全舞駆動式、いわゆる機械式時計中心の時代には、自動車のメンテナンス同様、定期的なオイル交換や車検、オーバーホールに当たる作業が必ず必要であったため、時計師もその職を忙しくこなしていました。ところがムーブメント自体が安価で、修繕よりも交換する方が合理的なクオーツの台頭で、修理職人の存在意義も残念ながら薄れ、現在ではその職自体が珍しいものとなってしまいました。ところが近年、不況影響やリサイクルの一般化などから「永く使える愛用品として時計を選びたい」、「かつて親が使っていた時計を直して使いたい」といった思考が沸き起こり、時計産業のメッカ スイスでも機械式時計の販売、それにまつわるメンテナンスが絶好調、日本でも右肩上がりの注目アイテムとなり始めています。
残念ながらその期待に応え得る時計師の数は逆に激減。何とかその一端でも担えればと一念発起、「アトリエ キャビノチェ」は誕生しました。

お客様のご希望に出来得る限り添えるよう作業内容も充実を図っています。電池交換、機械調整、分解掃除、防水テストといった基本作業からパーツ作成まで可能な限り対応可能な状態でお待ちしております。



1級時計修理技能士 
  内 海  広